海外で注目の「ミツロウラップ」
ORGANIC LIFE TIPS #1
「ミツロウラップ」を知っていますか?
エコラップ、ビーズワックスラップとも呼ばれていて、「エコ」「安全」そして「おしゃれ」として近年海外で注目されているんです。
キッチンで使い捨てラップは今はもうなくてはならない存在。でもやっぱり「使い捨て」だしゴミが増えてしまう。しかも使い捨てラップは環境ホルモンなどの有害成分の発生も疑われていて体への影響も心配。
一方ミツロウラップは使い捨てのプラスチックのラップとは違い、ミツロウをコットンの布に染み込ませて100%天然の成分で作られた地球にもからだにも優しいラップ。もちろん洗って繰り返し使えるのでとてもエコなラップなんです。
そしてミツロウラップと言えば、いろいろな色や柄の布で作られているので見た目がとてもおしゃれなのも魅力のひとつ。キッチンをパッと華やかにしてくれます。
ミツロウには優れた抗菌作用、防腐性があり食べ物を保存するのにぴったり。カットした野菜やナッツ、チーズなどを包んで保存すれば鮮度が長持ちするんです。
またミツロウは手で温めるとやわらかくなり温度が下がると固くなる性質があるので瓶やお皿にラップして冷蔵庫にいれておいてもぴったりとくっついていてくれます。
そのほかおにぎりやサンドイッチを外へ持って行くときにミツロウラップを使うと数時間しっとり感を保ってくれたり、パンを作るときはミツロウラップの保温・保冷性を利用してパン生地を発酵させるのにも使うことができます。
サイズも小さいものから大きいものまでさまざま。おにぎりやカットした野菜を包むための小さいもの、ボウルにふたをするための中くらいのもの、焼きたてのパンを保存するための大きなサイズ、といろいろなサイズを持っておくと便利◎
家で作ったお料理をお友達の家に持って行くときにもお料理をかわいくしっかり守ってくれるかわいいミツロウラップで持って行きたいですね。
管理も簡単で、冷水で洗い流したあと清潔なふきんで水気をとって、乾かしておくだけ。乾いたらくるくるっと丸めて瓶などに立てて収納すればキッチンが華やかになります。正しいケアをしてあげれば1年以上使うことができます。
そんな「エコ」「安全」「おしゃれ」なミツロウラップ、日本でも購入可能なのでぜひ取り入れてみてくださいね。
ちなみに残念ながらミツロウラップは生のお肉の保存には向きません。
電子レンジやオーブンでも使えないので注意です。
ところで、先月行ったニュージーランドの旅の中で楽しみにしていたことのひとつがネルソンのサタデーマーケット。
毎週土曜日に開かれているマーケットで、お祭りのように手作りの雑貨やパン、植物などなどいろんなお店が集まっているんですが…
そのひとつにミツロウラップ屋さんを発見!ついついたくさん買ってしまいました。
全てひとつひとつ手作りされたもので冷蔵庫もうきうきのかわいさです。扱い方も丁寧に書かれてあって長いおつきあいになる予感です。
ちなみに、ピクニックなど屋外で使うとたまにミツバチが香りに誘われて来てしまうことがあると書いてありました。
養蜂では最初にミツロウを巣箱に入れてミツバチを呼ぶのに使われたりすることがあるようなので、ミツロウラップもミツバチを呼んでしまうんですね。
おまけ。
横の木べらもサタデーマーケットで買ったもの。それぞれの木べらの持ち手に木の名前が焼き入れてあるんです。5本もありますが木べらフェチな私は選びきれずこれでもだいぶ絞った厳選の木べらたちです。そんな私を見ていたのか見ていなかったのか、笑顔が素敵なお店のおじいさんが1本フリーにしてくれました。なんてお優しい。大切に丁寧に使わせていただきます。ちなみにお店の名前は「Wood you like?」というダジャレ。木べらもおじいさんもお店の名前まで素敵なお店でした。
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